ついでのフィールドノート

2010年8月7日(土)〜8日(日)
神奈川県丹沢山地 

 

 丹沢の山奥の山村へ、泊りがけで行って来ました。着いてすぐ耳に入ったのは、ギュルギュルという騒がしい声。ムクドリとは違う。竹薮から出て来たのはガビチョウでした。3年前にも群馬のそこそこ山の中まで行ってガビチョウに会いましたが、ここは数件の人家があるだけの山村で、林道の終点です。ずいぶん奥地まで進出しているものだと思いましたが、もしかするとこういう山村が好きなのでしょうか。麓からこの村まで、数キロにわたって人家も耕地も全く無い山道が続くのですが、そういう所にガビチョウがいたのかどうか、確かめればよかった。
 さてガビチョウはつがいで出て来て大騒ぎ、よく見ると地面にアオダイショウと、ガビチョウのヒナが。ヒナが襲われないよう、威嚇を繰り返していました。
 

足は丈夫なようでさかんに走り回っていましたが、
まだ飛べないようでした。
 二日間いましたが、鳥は他にはトビ、キセキレイ、カワガラス、それにアオゲラらしい声を聞いたぐらい。
 他の生き物は充実していて、沢や湧き水などでイモリ、ニホントカゲ、ヤマカガシ、ハヤ、サワガニ、オニヤンマ、ミヤマカワトンボ、さらにはトウゴウヤブカなど。トウゴウヤブカは、私は花の丘で慣れているせいか平気でしたが、家族は赤く腫れてしまい、特に長女は1週間経っても腫れたまま。
 

 

 
 


HOMEへ