ついでのフィールドノート

2010年6月2日(水)AM 6:00〜7:00 
富山市神通川 

 

 今回も早起きし、出張先で近くを散歩。4年前に来た時も歩いた、街のすぐ西側を流れる大きな川の河原に出てみました。

 頭上にチョウゲンボウが現われた、と思ったら、川にかかる大きな橋の、鉄骨のつなぎ目に開いた隙間に入って行きました。巣があるようです。出て来たメスは、鉄骨のてっぺんに陣取ってさかんに「キューキュー」と鳴いています。数十分間ずっと見ていると、街の方角からオスが現われ、鳴き交わしつつメスに獲物を渡し、メスはネズミらしいその獲物をくわえて巣穴へ。巣の中からヒナらしい声が聞こえましたが、メスはすぐに出て来ました。あの大きな獲物をそのまま渡すのですから、だいぶ大きくなったヒナがいるのでしょう。
 またこの間、目の前の電線にカッコウがとまりました。トケン類をこんなに近くで見るのは初めてです。橋の鉄骨に沿ってチョウゲンボウの巣に近づいて行くので、まさかチョウゲンボウに托卵?と思ったのですが、食べ物が違うのでそんなわけはないですね。やがてカッコウは飛び去りました。
 それと、声だけでしたがオナガがいたようです。
 他には、トビ、アオサギ、コサギ(ダイサギ?)、ゴイサギ(?)、カモメの仲間、キジ、モズ、ムクドリ、オオヨシキリ、スズメ、ツバメ、イワツバメ、キジバト、カルガモなど。カラスは市内にたくさんいましたが、ほとんどハシボソでした。ハシブトは声を聞いただけ。

 

 

 


HOMEへ