ついでのフィールドノート

2009年4月22日(水)PM13:00ごろ
東京都港区元麻布

 六本木ヒルズと有栖川宮記念公園の中間地点に中国大使館がありますが、その隣のビルにツバメが巣作りをしているのに気づきました。1階の大部分が駐車場になっていて、その奥にできかけの巣がありました。

矢印の部分が駐車場の入り口。奥は六本木ヒルズ。

 自宅のベランダにツバメの巣台を作ったりしていることもあり、「なぜこのビルなのか」が気になります。周囲は同じようなビルが並んでいて、別にどれでも良いように思えます。理由はおそらく、「警官」ではないかと思います。この駐車場入り口の隣には中国大使館の勝手口のようなドアがあり、渡航関係の手続きをする一般の人はここを使うようです。なのでこのドアの脇には常時警察官が1〜2名立って警備をしています。窓口が開くのを待っているらしい一般の人もよく、この場所でたたずんでいます。この、昼間ずっと人間が静かに立っているという環境が、カラスを防ぎたいツバメには都合がよいのではと想像しました。

※ちなみにこの入り口前だけでなく、この通りはあちこちで多数の警察官が常時、警備にあたっています。上の写真を撮ろうとカメラを出したら、すぐに警察官が近づいて来て「何を撮っているんですか」と。鳥が趣味であのビルにツバメの巣があって…と説明しつつ撮影しました。本当は中国大使館入り口との位置関係を撮りたかったが、とてもそんなことはできず。

 

 

 

 


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