ついでのフィールドノート

2008年8月3日(日)10:30
さいたま市大宮区

 自宅の玄関の外から鳥の小さな声がするので見ると、ヒヨドリの親子連れが来ていました。巣立ったばかりのヒナ2羽と、両親(たぶん)です。ヒナは何とか飛べるものの全くヘタクソ。マンションの廊下、向いの家のベランダ、間にある庭木などをうろうろ。ベランダのヨシズにとまって、片足の爪が引っ掛かったのかぶら下がってしまったりしています。成鳥の方は一応見守るふうで近くにいますが、短時間ながらヒナを置いて2羽とも姿を消したりもしていました。
 もう8月なので、だいぶ遅い繁殖だな、と思ったのですが、前回自宅マンションにヒヨドリのヒナが現われた時の記録を見たらそちらは9月でした。繁殖期が長めの鳥なのでしょうか。

ヒヨドリの巣立ちヒナ
ヒヨドリの巣立ちヒナ
尾羽根は軸部分しか無いなど、幼鳥というよりヒナそのもの。こんな状態で巣立ちして、よく無事だな…
ヒヨドリの巣立ちヒナ
ぶら下がってしまったヒナと成鳥。どちらも別に慌てた様子は無し。この後、ヒナは自力でリカバリーした。

 

 

 

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