ついでのフィールドノート

2007年8月13日(月)
横浜市某所

 猛暑となった盆休み、実家のある横浜へ。長男を連れて、近所に生き物獲りに出かけました。昨年行ってみようとして、車を停められず断念した場所に再トライ。少し離れた場所に車を置いて歩いて行きました。
 

車の多いバス通り。白い柵の左側が川ですが、コンクリで3面を固められており、ちょっと見はドブっぽい。
しかしよく見ると水そのものは結構きれい。
さらに、 この信号のところで流れ込んでいる支流に沿って通りを外れると、
頭上に木の葉の屋根ができたように日射しが遮られ、急に田舎に来たような錯覚を覚える。
まだ流れはコンクリで固められているものの、底には泥が沈澱して草が生え、生き物の気配が濃厚。

畑や雑木林をどんどん抜けて行くと、いよいよ里山ふうになって来た。

斜面林と畑の間に先ほどの川が細流になって流れていた。草が覆いかぶさり、底は深い泥。

 

 見つけた生き物は、サワガニ、ヘビトンボ幼虫、カワニナ、それからダンゴムシの尻尾を長くしたような虫。探せばホトケドジョウもいたかもと思うのですが、ヤブカが凄まじく、早々に諦めて撤退しました。実家のすぐそば(2kmくらい離れてますが)にサワガニがまだ住んでいたので満足。鳥の方はホオジロがさえずっていたのと、ヒヨドリハシブトを見かけた程度。 それと帰りがけに谷の出口でタマムシを見つけました。

 

実は数の多い虫だといいますが、自分としては生きているのを捕まえたのは久しぶり。思わず持って帰りましたが、ネットで調べたら餌は「エノキの生きた葉」とかで、すぐに飼うのを断念。買い物のついでに、元いた場所に放して来ました。
 

 

 

 

 
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