ついでのフィールドノート

2006年8月13日(日)
横浜市緑区

 夏休みで実家に行ったものの、どこかに出かけるのは混んでるので面倒。 そこで長男の希望を採用し、近所の川か池へ生き物を捕りに行くことに。
 今回のメインターゲットはサワガニに決定。先週のキャンプで見れなかったので、 リベンジです。サワガニのいそうな場所を1/10,000の地図で探す。 私が小さい頃(30年前)は近所の湧き水にサワガニが住んでいたので、 環境さえ揃っていればまだこの辺りにも住んでいるはずです。 細流が谷の奥まで入っていて雑木林が残っているような場所に3ヶ所ばかり目をつけ,車で出発です。
 1ヶ所目は車を止める場所が無く谷に入る前に断念。2ヶ所目は、行ってみると谷の入り口で開発が始まっており「ダメかな?」と思ったのですが、奥はまだ農地で両側の山の緑も深く、行けそうな感じです。
 谷の一番奥で雑草をかきわけて水音のする方まで降りると、冷たい水の流れと源流の湧き水を発見。そしてサワガニをしっかりゲット。数匹の子ガニと大物の青い成体です。やはりまだ緑区にサワガニが住んでいることを確認できました。
 さらに,田んぼにいるのとはちょっと違うドジョウを捕まえました。体が短く、動作がゆっくりしています。これは後で調べたところホトケドジョウでした。絶滅が心配されている種類のようです。
 他にはカワニナ、ホタルの幼虫。
 サワガニ成体のみ持ち帰って飼うことにしました。
 鳥の方は、アオゲラっぽい声を聞いた他は、ハクセキレイ、ウグイス、ハシブト、シジュウカラぐらい。


谷底の風景
湧き水

源流の谷底から雑木林を見上げる。
山のすぐ向こうは住宅街。

雑木林からの清水。
ちゃんと冷たい。


久し振りに捕まえたサワガニ。

ホトケドジョウ。
ヒゲが目立って愛嬌がある。 素手で捕まえられるくらい大人しい。
というか警戒心が弱い。
カワニナ。たくさんいた。 ホタル幼虫(たぶん)。
オニヤンマ。 他にもチョウ、バッタ、カマキリなど昆虫類は本当にたくさんいました。

 

 

 

 

 
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