ついでのフィールドノート

2007年4月22日(日)PM4:00ごろ
大宮公園

 ボート池で水浴びをしているカラスがいたので見ていると、以前に見たことのある、くちばしの曲がったハシブトガラスでした。
 「最初に会ってから3年以上経っているけど、元気だったのか…」と思ったのですが、どうもそうでもないようです。
 水浴びを終えると、以前から傷めている左の翼を持ち上げながら、やや横っ跳び気味に走り出しました。歩道を越えて土手に駆け上がり、人の腰の高さほどのコンクリートの台に飛び上がり、そこからフェンスの上端を歩いて、クヌギの大木の一番低い横枝に飛び乗って、途中で体を震わせて水を切ったりしながらも、階段を登るように、どんどんクヌギの高いところへ移動して行きます。樹冠に近い辺りに着いて、やっと落ち着きました。…つまり、一気に樹上へ飛ぶことはできず、ニワトリ程度の飛翔力しか無いようなのです。
  以前に見た時は、左の翼がたためないものの、飛び回るのに不自由はしていませんでした。歩き方も特に変わってはいなかったと思います。年令のせいかも知れませんが、厳しい状況になっているようです。


他のカラスから離れて、単独行動でした。

 

 

こちらは別の、健康そうなハシブト。家族連れのじゃがバターをかっぱらったらしく、この後、小学生に攻撃を受けていた(笑

 

 

 

 
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