ついでのフィールドノート
2019年2月24日(日) 11:25〜12:15
桶川耕地

 今日も天気は上々、開平橋までやってくると上空にノスリが1羽。 そこへオオタカ若鳥が近づいてきて空中戦。
 汗でメガネが曇ってしまいよく見えない。適当にカメラを向けて撮っておいて後で見たら、もう1羽小さいのが写っていました。大きさからするとハイタカかな。

 12時ちょっと前に耕地に到着。
 12:14、背後から飛んできたチュウヒが頭上低く飛んで東へ。 ミサゴかと思ったぐらい全体に白っぽくてきれいな個体でしたが、カメラにはうまく収まらず。
下面が白と明るい灰色、尾がグレーで腰が真っ白。

2019年2月24日(日) 13:15〜16:30
埼玉県中央部

 さて、来るまでにつらつら考えるに、今年はカメラが性能アップしたのに、桶川では真っ黒な逆光写真ばかり。 考えてみるとタカがよく飛んだり帆翔したりする場所が、自分の頭上または西側に偏っています。
 これはここに陣取るのは間違っているのではないか?また今シーズンは、とある人為的な邪魔も入っていて耕地の北半分が実質的に潰されたようになっており、今更ですが移動することにしました。

 地図を頼りに自転車を走らせ、よさそうな場所を見つけました。 狭い草原と林、沼地を北西方向に見ることが出来ます。耕地とか河川敷からは遠いので、ハヤブサやコチョウゲンボウはまず出そうにないですが、この2種類は桶川でも今シーズンさっぱりなので良いでしょう。
 移動してすぐにオオタカが飛び、幸先も良し。
 そして13:17、狙い通りの方向でオオタカの帆翔が始まりました。よく見ると真上の高いところにももう1羽いて、求愛飛翔かと思われます。
下の、腰回りが真っ白な方がオス?よく分からない。
(多分逆ですね。→2019/3/31)

13:38 先ほどのオオタカとほぼ同じ位置で、今度はハイタカ1羽が飛翔を始めました。 狭い範囲をぐるぐる飛び回りながら、高度を上げて行き、見えなくなりました。
不鮮明ですが、前回までの真っ黒よりは全然マシ。

13:59 チュウヒが現れ、沼の上を低く飛んだあと、意外にもこちらに近づいてきた。 僕がいるのを見て、少し進行方向を変えたのか、林に沿って飛んで行きました。

14:10 住宅街でキジバトの求愛飛翔を見るような距離で、ハイタカが飛び回り始めた。近すぎ&速すぎでファインダーに入らない。 少し高いところに上がってからやっと捕捉。さきほどとは別の、幼鳥でした。

 この幼鳥も13:38の成鳥も、低いところでぐるぐると飛び回り、高度を上げて行きました。何をやっていたのか?
 1、求愛または縄張りのディスプレイ。
 2、追い出し猟。驚いて出てくる小鳥を狙っている。
 3、人間(僕)に驚いてのイレギュラー行動。
 3はあまり考えたくはないですが、あり得ます。
 平日は工事の車両や人がだいぶ入るはずの場所ではありますが、ブラインドぐらい入った方がいいかも。

14:53 チュウヒ同士が空中戦を始めた。地味な茶色の13:59の個体が、灰色の別個体を追い回しています。 しかしチェイスも地面に近い低いところで行うのでよく見えません。結果的には、茶色が灰色を追い払うのに成功したように見えました。

 その後は、特に何も起きず。 まだ明るいのですがどんどん静かになるので、16:30で切り上げました。
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