シジュウカラの巣のページ


… シジュウカラの巣箱を考える!@ …

 巣の入り口をシジュウカラサイズにしたのに、スズメと競合してしまい、結局どっちも卵を抱かず、となってしまったわけですが、この失敗の原因は何か!?
 入り口を大きくすればスズメは入りそうですし、スズメのヒナも(見たことがある人は分かると思いますが)相当可愛いのですが。今回無駄に乗っ取りをされたのが悔しいのと、白いフンを巣の周りにもどんどんするようなので、ベランダが汚れてしまい、これに巣を作らせると奥さんの理解が得られそうにありません。近所迷惑になりそうだし。やはりシジュウカラを呼びたい。
 しかしシジュウカラの巣箱を作るとなぜ、必ずと言っていいほどスズメと競合になるのでしょう。と言うか、自然界に(シジュウカラが入れてスズメが入れない)直径25〜28mmジャストの樹洞などそうそうあるわけが無いので、常にスズメと競合するのなら、とっくにシジュウカラは絶滅危惧種ぐらいにはなっているのではないでしょうか。その割には市街地にも雑木林にも大量のシジュウカラがいます。本当は、さほどスズメと競合しないものなのでは。
 人家近くではスズメ、林の中はシジュウカラといった、場所による区分もあるでしょうが、私の実家のすぐそばのこのシジュウカラの巣は、なぜスズメに乗っ取られないのでしょう。

電信柱脇のケーブルカバーのシジュウカラの巣 電信柱脇のケーブルカバーのシジュウカラの巣
 黄色いプラスチック管の中にシジュウカラの巣があるのですが、入り口は(途中の仕切り含め)充分に広いし、人家の目の前です。なぜここはスズメに乗っ取られないのか。
 と考えて思い出したのが、家に巣箱をかけようと思ったきっかけになった写真(地面に伏せた植木鉢に巣を作った例)です。
地面に置かれた植木鉢に巣を作ったシジュウカラ

 これを見た時は「人家の軒先きの地面近くに!」という事に驚いたのですが、よく考えてみると、他に「入り口が上向きで、垂直下向きに入る」という点でも、普通にイメージする「樹洞や巣箱の鳥の巣」とは違っています。
 何となく鳥の巣穴というと、キツツキのような、「雨が入らないよう、立ち木の幹に横方向に穴が開いていて、内部は下へ掘り下げられている」イメージがありますが、上の2例を見ると「シジュウカラは、入り口が上を向いた、垂直の深い穴でもよい」と言えないでしょうか。

「入り口が水平、下に向かって掘り下げられている」必要は無くて…、 縦方向に深い穴が好きなのであって、入り口は上向きでも気にしないのでは。
 そう言えば、ずっと前に新宿御苑で見つけたシジュウカラの巣は、斜め方向に伸びた梅の幹にできた裂け目を利用していましたが、その裂け目は上向きでした。枝葉が空との間にあるとは言え、大雨が降れば水が入るような構造だったなあ…。

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