ついでのフィールドノート
2025年5月5日(月・祝) 群馬県下仁田町 |
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天気が良さそうなGW後半、群馬の奥の方へ中央構造線(とクリッペ)を見に行きました。昼前に廃校を使った資料館に到着、近くにあるクリッペのすべり面とフェンスターを見ました。時間的に遅かったのか、山中なのに夏鳥の声はせず、キセキレイ、トビ、カワラヒワ、ガビチョウぐらい。渓流を黒いチョウが飛んでおり、いつも見るクロアゲハよりも小さくて羽根が細長い感じ。ミヤマカラスアゲハ? 町内に戻っておしゃれなカレー屋さんで食事。周囲を散歩すると民家の軒先などにツバメが巣をつくっているようでした。近くの諏訪神社にお参りしてから、中央構造線(川合の断層)に降りました。 |
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左の青い岩が三波川結晶片岩で中央構造線の外帯、右の白い岩が下仁田層で内帯、ということらしい。青い岩は三波川帯ですが、下仁田層は中新世の地層なので領家帯というわけではないんですね。うーん難しいぞ。
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川合の断層から見る御嶽。
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GWだというのに観光客はほとんどいなくて、青空、新緑、カジカガエルの声をゆっくり楽しむ。マイナーなところを選んでよかった。沢にはハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、コゲラ、空にノスリ、ハシブト、カワウ。 そのあとは再び山中に向かい、大桑原の褶曲、宮室の逆転層を見に行きました。看板も少なく駐車場を発見するのにひと苦労。他には車も人もおらず、無人でした。河原でゆっくりしていると、セグロセキレイが下りて来ました。民家の近くにはモズ。 その後はレトロな下仁田駅を見て、帰路につきました。 |
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2025/05/05 HOMEへ |