ついでのフィールドノート
2025年2月1日(木) 
大阪市街〜大阪城

 金曜日に所用で大阪へ。翌日は市内を歩いてみました。
 肥後橋駅から堂島川に出て川沿いを東へ。あまり鳥はいませんがハシブト、スズメ、ドバト、オオバン、ホシハジロなど。
 市内を歩いて、坂の上の歴史博物館に着く。最上階から難波宮や大阪城を見ていたら、アオサギが飛んでいるのが見えました。
 お堀に水鳥がいるようだったので大阪城に行ってみると、歩道のはるか下の水面に浮かんでいるのはハシビロガモの群れでした。他にコガモ、キンクロハジロ、カワウも少しいました。外堀の南側に沿って桜の広場が続いており、歩いて行くとスズメ、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、シロハラ、ジョウビタキなどがすぐ近くまで寄ってきました。
エナガ
ジョウビタキ

 角を曲がってお堀の東側まで来ると外側に薄暗い常緑照葉樹の林があり、キジバト、メジロ、シロハラ、アオジなどが餌をとっていました。
シロハラ

 さらに外側の堤の下まで降りると落葉樹の明るい林のすぐ下にお堀の水面が続いており、ここにはユリカモメ、ヒドリガモが浮いていました。
 急な階段を上って城壁の上に戻ると、常緑樹の下でヤマガラらしいのを見ました。林を出て外堀を渡り天守閣に向かうと、内堀(空堀)の植え込みのあたりからウグイスの声が聞こえました。
 天守閣のある広場にたどりつき、ひと休み。昨日からそうなのですが、インバウンドの人たちがたくさん。団体のひとたちが記念写真を撮るのに鬨の声を上げて盛り上がっていました。ここではスズメ、ドバト、ハクセキレイ、ハシブト。
 ちょうど夕方になったので、大手門を通って駅の方に降りました。
 半分歩くだけでも結構距離がある大きな公園でしたが、エリアごとに植生を変えているのがよく分かり、実際にいる鳥が変わるのが面白かった。
2025/02/01
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