カブトムシ

カブトムシ幼虫
さいたま市内にて。

 

 雑木林で朽ち木をひっくり返したら、巨大なカブトの幼虫がゴロゴロいた…ので、持って帰って育ててみました。

 その時に感じたのは、自分が子供の頃に比べて、昆虫の採集や飼育についての情報を、簡単に、かつ質の良いものを手に入れることができるということです。入手先はもちろんネット。カブト・クワガタについても、かなりマニアックな詳しい情報が、個人の方のHPから容易に無料で手に入ります。

 で、捕まえて来たカブトムシ幼虫は、翌年無事成虫になり、卵を産んで、卵は翌年また成虫になりました。が、その翌年(今年、2004年)に成虫になった代は、全て体がやたらに小さく、なおかつメスばかり。オスを採集して来ないと…と思って2回ほど雑木林へ行ったのですが、見事空振り、そうこうしているうちに夏が終わり、全部死んでしまいました。やはり熱意と暇が無いと生き物を飼う資格はない?

 ところでこのメスばかりと見えたカブトムシの中で、1匹のメスがオスのような行動(腹部をギイギイ鳴らしながら、メスを追いかけ回す)をしているのを見ました。あれは栄養不足でツノが極端に小さいオスだったのか、メスばかりの環境で異常行動を起こしてしまったのか、…いずれにしても寒々しい話ですが。前者の場合、卵→幼虫が生存している可能性がゼロでは無いので、飼育ケースはそのままにしています。そろそろひっくり返してみるか…


 

(2004/10)

HOMEへ