ついでのフィールドノート

2017年4月9日(日) 15:30〜18:00
さいたま市西区


 

 今週もチョウゲンボウの営巣を観察に、近所の工場へ。
15:50 当然メスはいるだろうと思っていたのですが、オスも含め見当たらない。30分待っても現れないので、何かあったのかな?と不安になりつつ工場の周りを1周してみる。ビルの反対側にもいないのでいよいよまずいかなと思いつつ元の場所に戻ると、オスがいました。
 しかしそのオスもほとんど屋上でじっとしていて、メスの姿も無し。

16:53 やっとメスが戻って来て、しばらく鳴き交わしていましたが、数分経ってから壁面ロゴの上で交尾。メスはそのまま巣のある場所へ。

17:04 2回目の交尾。先週見たように、メスが断続的に誘うように鳴き、オスがたまに応えて鳴く、という状態になってきました。
17:21 3回目の交尾。メスが移動して視界の外へ。オスは引き続き屋上に。
17:58 ちょっと巣穴に入っていたオスが飛び立ち、西へ飛び去りました。
18:05 メスが戻って来て、屋上に。
18:36 この日は曇っていたので、この時間だとだいぶ薄暗くなっていましたが、メスが突然巣に入り、そのまま動かなくなりました。ねぐら入りと判断し、終了としました。
先週・今週と求愛給餌を一度も見ていない一方で、この日はオス・メスとも視界の外にいる時間が長かった。この時期だと、まだそれぞれが自分で獲物を捕ることが多いのかも知れません。
 この日は期待したツミは現れず、他はツバメ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブト、ムクドリ、ドバトぐらい。


 

 

 

 


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