ついでのフィールドノート

2016年11月12日(土) 13:30〜17:00
桶川耕地


 

 久しぶりに暖かい日、頭上に雲が全く無い。よく晴れた空でヒバリがさえずったりしています。
 西の空をチュウヒが北から南へ通過。ああ今年も来たなあ、と何気なく撮りましたが、再生してみると真っ黒な頭に白い胸で、今までに見たことの無い体色。大陸型♂というやつでしょうか。ここに居つかないかな。

 オオタカの成鳥が現れ、数分間ハシブトと空中戦。…と思って撮っていたのですが、あらためてビデオを見ると、カラスはハシボソ。でそれより若干小さく、下面の鷹斑が明確で、頭があまり黒くない一方で喉に縦線がある。これハイタカ♀では。






 このあと、木立にとまったオオタカが「ピューイ」と求愛の声を出していると、そこに他のオオタカが突っ込んできてちょっと揉めるところを観察。
 鳥はほかに、トビ、ノスリ、キジ、コジュケイ、カルガモ、マガモ、コガモ、ガビチョウ。タゲリ30羽ぐらい。ツグミらしい小鳥など。
 帰ろうとしたところで、素早く方向転換しつつ旋回する、翼端の尖ったシルエットを発見。ハヤブサ系の猛禽かと思って見ると、意外にもコウモリでした。しかしデカい。今まで野外で見たことのあるコウモリはアブラコウモリだけですが、ずっと大きく、ムクドリぐらいあります。体長はムクドリより小さいが、翼開長はもっとありそうです。
 
 種類までは分かりませんが、身近にアブラコウモリ以外のコウモリが居ることが分かり、興味が出て来ました。

 

 

 


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