ついでのフィールドノート

2016年10月2日(日) 14:00〜17:00
桶川耕地


 よく晴れて、自転車で走るとかなり暑い。日なたは無理かと森の中へ入ったら、まだヤブ蚊が大量にいて、慌てて出て来ました。結局、いつもの堤防の上へ。遠くからツクツクボウシの声が聞こえます。

 北側でトビ3羽が重なるように円を描き始め、他の猛禽が攻撃に来るかもと見ていると、本当に、ハト大のスマートな猛禽が牽制するように近くで帆翔を始めました。ハイタカか、と思って見ていたのですが、後でビデオを見ると、尖った三角翼にやたらに長い尾。チョウゲンボウでした。

 上空には、先週以上にたくさんのツバメ。尾が短いものが多数混じっていますが、双眼鏡やビデオで追ってみましたが、イワツバメはいないようでした。
 トビが目の前の裸の耕地に降りて来たので見ていると、地面をトコトコ歩き回り、時々足元を嘴で突いています。昆虫でも食べているのかと思ったのですが、バッタやコオロギを捕らえるにしては遅い動き。ビデオには、大きなミミズを捕らえて食べるところが写っていました。
 自分としては意外だったのですが、ネットで調べるとよくある光景のようです。しかしトビはどうやってミミズを見つけるのでしょうか。シギなどのように下を見たまま歩くのでなく、ある程度当たりをつけたところに移動しては掘り出している様子でした。耕地の表面を見ると、人為的にできた土塊のようなもの(おそらく肥料)があちこちにあったので、そうしたミミズが集まる目印を適当に掘り返しているのかも知れません。
 ほかには、ノスリ、モズ、ガビチョウ、ヒヨドリ、ダイサギなど。
 

 

 

 


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