ついでのフィールドノート

2016年6月26日(日) AM 4:50〜8:10
さいたま市西区


4:50 チョウゲンボウの巣、到着してみると、雛が数羽顔を出しています。体が茶色みを帯びて大きくなっていますが、まだ産毛に覆われていて、想像したほど急激に大きくはなってはいませんでした。

4:58 オスが戻ってメスに何かを渡し、それを雛に与える。前回同様、オス・メスの受け渡し場所がこちらから見て死角になっているのと、メスがどんどん獲物を解体してしまうので、獲物が何かは分かりません。


5:26 オスが給餌。メスは屋上で羽毛をむしり始めたので、小鳥のようです。

雛に餌を与え始めたところで、5羽いることに気づきました。先週は4羽と思っていたので、最後に孵化した雛が育ったのでしょう。一方、一番大きな雛はだいぶ体も大きく、胸元に幼鳥らしい縦斑があるのや、短い風切羽根も見えます。

5:42 オスが給餌、しかしまったく様子が見えない。うーん。オスの足元には小鳥大の獲物が見えたのですが、メスはすぐには巣に運ばず、姿を現したその足元にも何も持っていません。屋上のどこかに隠したのでしょうか。
6:10 メスが屋上で羽毛をむしり始め、やがて巣へ。

6:47 オスが給餌。メスが与えている獲物が写っていましたが、頭部なし、風切羽根なし、きれいに胸〜腹の羽毛がむしられていてピンク色の地肌が見え、小鳥の種類はやはり分からず。

7:03 屋上にとまって監視していたメスに、ツバメがモビング。メスはすぐ反応して追い払いました。
 
給餌の合い間、雛はよく動きます。
大きい個体は、尾の黒帯や、初列風切が次列よりも長くなってきているのが分かります。

7:20 オスが給餌、メスが屋上で羽毛をむしる。
7:50 オスが給餌。

この日も3時間余りの間に6回(?)獲物が供給され、順調に育っているように見えました。
 

 

 

 

 

 


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