ついでのフィールドノート

2016年6月12日(日) AM 6:45〜9:00
さいたま市西区


6:45 今回も寝坊。日の出は4:25ぐらいなので、2時間捨てて遅く到着。巣のそばでカラスを追い払ったりしているチョウゲンボウがいる。メスでした。ということは既に孵化しているものと思われますが、雛の頭が見えたりはしません。メスはビルの屋上に陣取ったり、巣に入ったり、割合に動きがあります。

7:15 オスが戻って来て、ビルのロゴにとまる、そこにメスも出て行って、何かを受け取って巣に戻りました。肉眼ではまったく分かりませんでしたが、映像を見るとカナヘビを受け渡したようです。

 メスは巣で雛にカナヘビを与えているようでしたが、雛の声などは聞こえず、やはり頭が見えたりもしません。まだかなり小さいのではと思われます。
 オスはすぐに飛び去り、メスも割に早く巣から出て来て、またメスが巣を警戒する態勢に戻りました。

8:07 またオスが戻って来て、クックック…という小さな声でメスを呼ぶ。メスはキュリリリ、キュリリリ…と返しつつ、今回もロゴの上で獲物を受け取りました。獲物はスズメの幼鳥のようですが、ちょっと不明確です。
 メスはやはりすぐに巣に入り、しかし数分後に出て来てました。いったん私の視界の外に出てから、ロゴの上に戻って来ると、持っていた小鳥を少し食べました。そしてまた巣に入り、小鳥を雛に与えている様子。おそらくいったん獲物を持ちだして自分の腹をも満たしたようですが、わざわざ巣を出て食べるのは何か意味があるのでしょうか。単に餌をねだる雛の前だと落ち着かないのか。
8:37 またまたオスが戻って来て、やはり小鳥をロゴの上でメスに渡しました。これもおそらくスズメ幼鳥と思われます。
 メスはすぐに巣のほうに飛びましたが、急に方向転換しビルの屋上に。ビデオで見ると飛びながら脚でおさえて引きちぎりながら方向転換しており、まず自分で食べようとしたのか、加工してから与えようと思ったのか。
 その後、オスはやはり飛び去り、メスは巣に入ったり出たりの状態に。自分が睡魔に襲われて、終了としました。
 2時間の間に、カナヘビ1回、小鳥を2回持って来たわけですが、雛の大きさや頭数が分からないながら、まあ順調に見えます。メスが自分で餌を食べるのも、あまり飢餓状態は想像させないように思えます。
 オスは3回とも北側から戻って来ましたので、北側500mほどの範囲内にある複数の小さな畑が狩場である可能性が高いと思われます。
 

 

 

 

 

 


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