ついでのフィールドノート

2016年3月26日(土) 14:00すぎ
さいたま市西区


 河川敷に向けて県道を走っていると、チョウゲンボウが低めに飛んで道路を横切り、道沿いの工場敷地に入って行きました。ここは1年半ぐらい前にも上空でチョウゲンボウのつがい?が帆翔するのを見たところです。思わず自転車を止めると、敷地内からチョウゲンボウらしいキイキイキイ…という大きな声が聞こえてきました。敷地内をある程度見渡せる正門側に移動すると、5階建てほどの事務棟らしいビルの窓枠に、鳴いているメス、隣の低い建物の屋上にオス。さらによく見ると、メスはスズメを掴んでいます。オスから獲物を渡された直後ではと思えました。

 

 メスが食べ始めるのと前後してオスは飛び去り、やがて空の高いところで帆翔を始めました。一方、メスは獲物を少し食べてから、窓枠のへこみ部分にぐいぐい嵌め込もうとするような様子を見せました。貯食行動、のように見えました。窓枠のへこみは浅く、うまく挟み込めなかったようですが。

 この工場には数本の煙突の上に小屋が乗ったような謎の建屋などがあり、いかにもチョウゲンボウが巣を作りそうな様子です。守衛室にいた方に聞くと、やはり「いつもいる」とのことでした。もっと観察したかったのですが、稼動している工場にカメラを向け続けるのも気が引けて、退散となりました。


 
2016年3月26日(土) 14:30〜17:00
桶川耕地
 
 晴れて暖かく、空を見ると、オオタカカラスが絡んでいる。上昇気流ができているのか、他の鳥も集まってきて、オオタカ1、カラス2、トビ2、カワウ1が同じあたりで帆翔を始め、ちょっとしたタカ柱のように。しかしちょっと変わったことがあったのはそれだけで、あとはノスリが飛んだ程度。2週間ぶりに来てみると、すっかり春になって猛禽の出そうな雰囲気ではなくなっていました。
 ほかには、やたらとダイサギ、アオサギが飛んだのと、帰りに堤防外側の田んぼでコチドリ
 
 

 

 

 

 

 

 


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