ついでのフィールドノート

2016年2月11日(祝・木) 12:00〜17:00
桶川耕地


 雲ひとつ無い、いわゆる快晴。霞で遠くの山々は見えませんが、わりに暖かく、ヒバリが鳴いています。

 オオタカ(大きかったのでたぶんメス)がハシボソガラスと争いつつ舞い上がり、そのままどんどん高度を上げていく。これを見失うとヒマになってしまうので腕が痛いのを我慢して双眼鏡でずっと見ていると、滑空してゆっくり高度を下げて来た。と、ハト大の小さな猛禽と交錯し、攻撃を受ける。かなり尾が長いのでコチョウゲンボウか(またはチョウゲンボウ)と思い、そちらにシフトして追いかけると、さらに高度を下げてから帆翔を始めました。が、なんだかハヤブサ系の飛び方ではない。体型がオオタカにそっくり。ハイタカでした。

 
ビデオで見ると、オオタカに比べて背の色の濃さと青っぽさが目立ちます。
 
ビデオだと、オオタカ♂と比べて尾が長いか、スマートかと言われると…?
ただ肉眼ではとても細長く見えました。
 はっきりハイタカと断言できるものを観察したのは実は初めてなので、これは嬉しい。
 
 16:00すぎ、気づくと見慣れない猛禽が飛んでいました。
 ・畑の地面ギリギリをすうーっと飛んでいた。
 ・ノスリより小さく、細身で、翼が長くスマートな感じ。
 ・コチョウゲンボウ♀、もしくはハイイロチュウヒ♀かとも思いましたが、背が一面に黒っぽく、白斑や目立つ模様は無い。
  飛ぶスピード、はばたくスピードもだいぶゆっくりしている。 
 ・ゆっくりではあるがパタパタ・ヒラヒラした感じは無く、ゆっくり力強く滑っていく感じ。
  枯れ草の向こうに見えなくなる際、「キュッ」と鋭いターンを見せた。
 ⇒コミミズクだったようです。
 
  他には、ノスリ、タゲリ、久しぶりに声を聞いたコジュケイなど。
 
 

 

 

 

 

 

 


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