ついでのフィールドノート

2015年1月24日(土) PM 13:40〜17:00
桶川耕地


 耕地に入ってすぐの高木にオオタカ(たぶんメス)成鳥がいるのに気づく。これを見ていたら、北側の沼のほうから別のオオタカが舞い上がり、やがて更にもう1羽が飛び始めました。飛んでいる2羽は晴天の下、輪を描いて重なって飛び、急降下は見られないものの、前回と同様にオスメスのペアのように見えました。しかし高木の1羽は全く動かず。(ちなみにこのオオタカは、そのまま1時間ほどもじっとしていました。)

 この間にちらっとチュウヒが飛ぶのが見えたのですが、いつもの定位置に着いてみると、前回と同じ木にチュウヒがとまっていました。そのまま40分以上とまっていましたが、突然飛んで、
耕地の南側〜東側を飛び回り、やがて見えなくなりました。その後20分経つと、今度は北西側の沼に姿を見せ、沼に沿って南に飛んで、もとの木にとまりました。ぐるりと耕地を回って、また戻ってきたような形です。やはりこの木をチュウヒが休息場所に選んだようです。
  
 戻ってきてからは数分でまた飛びましたが、耕地の上空を低く飛びまわり、3分以上も動画に撮らせてくれました。

 北側の沼で水鳥がばたばた飛んだので見ると、ハヤブサでした。ここで見るのはこの冬初めてです。何かタゲリらしい鳥がハヤブサを追ったりしていて訳が分からないまま、やがてハヤブサは高く飛んではるかに西に飛び去りました。
 このあとオオタカもハトを狩る様子を見せてくれましたが、途中でもう1羽のオオタカが加わり、狩りは失敗したものの、2羽で深くゆっくり羽ばたいて飛んだり、突然カラスのような追いかけっこをしたりしていました。
 他にはノスリと、ジョウビタキ、モズ、アオサギ、カワウ、キジバトなど。
 帰り道、耕地の出口でアカゲラアカハラを見たほか、コミミズクがカラスを追っているところを見ました。どちらもゆっくり飛んでいて、あまり緊張感はありませんでしたが。コミミズクはやがてカラスを追うのをやめて、北に向かって高く飛んでいきました。
 ギャッ、ギャッとサギ類のような声を出していました。
 
 

 

 

 

 

 

 


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