ついでのフィールドノート

2015年1月11日(日) PM 13:00〜16:30
桶川耕地

 よく晴れて、弱い風はあるものの南風のせいかあまり寒くない。耕地に入ってすぐ、池の隣の雑木林上空を飛ぶアオサギと、それに突っかかるオオタカを見ました。
 いつもの堤防に着いてしばらくすると、先週と同じ木(高さ3メートルぐらい)に、チュウヒがとまる。羽づくろいなどしていっこうに飛び立つ気配なし、いったん飛んでその辺りを低空飛行したものの、また元の木に戻りました。同じ木の少し下がったところへわざわざ歩いて、頭だけ出したような姿勢でさらに長居。結局、最初に気づいてから、再度の低空飛行の末に飛び去るまで、計1時間以上も視界の中にいました。今年はこのチュウヒがこの木を休憩場所のひとつに選んだのかも知れません。

  
 チュウヒが寛いでいる間に、オオタカが帆翔を始めました。と、そこにもう1羽オオタカが現れ、急降下をくらわす。最初は毎度の空中戦が始まったのかと思いましたが、大きさからオスとメスで、なおかつなんだか手ぬるい感じ。どうも求愛飛翔のようです。メスが輪を描いているところに、オスが真上や後方の少し高いところから降下する、ということをゆっくり繰り返しながら、どんどん高く上がっていきます。5分以上も見ていて、高すぎてもう見失いそう、というところでメスが突然急降下し、ハト大の鳥にアタック。そのまま終了となったようです。
  
ビデオで見ると、急降下を受けたメスはその瞬間体を反転させ、迎撃するような姿勢になっています。
が、互いに本当に蹴りを入れる様子はありません。
 薄暗くなってきた帰り際、真っ白で、翼が思い切り長く、尾が極端に短いタカに似た鳥が現れました。コミミズクでした。ゆっくり羽ばたきながら意外に高いところを飛んで飛び去りました。その際、高木の梢にいたノスリにちょっと攻撃的なしぐさを見せたのですが、ノスリ様は完全無視。
 
飛んだときの背中側は薄茶でしたが、止まったときには真っ白に見えました。
 
 
 ほかには、ベニマシコ、ツグミ、アカゲラ、ガビチョウなど。

 

 

 

 

 

 


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