ついでのフィールドノート

2013年1月2日(祝)12:30〜16:30
桶川耕地

 

 快晴無風でかなり暖かい。ヒバリもちょっとさえずったりしています。
 東北の空にハヤブサを見つけた!旋回しているのを見ていると、だんだん近づいて来て、突然翼をすぼめて降下しながら猛スピードで接近、自分の東から南に回り込むように超低空を爆走。ひらりと舞い上がり、堤防上に立つ僕の真上で低く帆翔。再び空から滑り降りて、西北側の畑の上すれすれを爆進…と、ここで見失いました。さほどの距離がないのに高度が低すぎて見失いやすいのは残念ですが、すごい迫力に感動。
 ハヤブサはこの後、荒川東岸の上空でドバトの群れを追い回しているのも目撃。短期間に何度も見たので、距離があっても識別できるようになって来ました。
 また、前回も今回も、低空を全力飛行して獲物を襲った時に、太陽に向かって飛んでいたのに気づきました。ハヤブサから見て逆光、獲物からは順光になるので不利なのでは?と思うのですが、逆からだと体に反射した光が動いて獲物に気づかれやすくなるとかかも知れません。もしくは若鳥っぽいので下手なのか?
 北側の高木の梢ではオオタカ若鳥が1時間あまりもくつろいで、羽づくろいなどをしていました。
 14時40分、急に強めの西風が吹いて来て、だんだん寒くなる。風切の黒いチュウヒが風にあおられながら飛んで行きました。
 低空飛翔するノスリなどを眺めつつ、もう一度ハヤブサが降りて来ないかと待ってみる。ハヤブサの仲間は特に朝夕に狩りをするという話なので、さほど寒くないこともあって日没まで粘ってみました。ハヤブサは現れませんでしたが、チョウゲンボウの雄が現れて、低木の梢にとまり、夕陽を浴びてから去って行きました。
 ほかには、ハシブト、ハシボソ、キジバトが多数。きれいな雄のモズ。ベニマシコ、シメ、カワラヒワなど。
 そらから昼間に大きな鳥の群れが上空に現れ、さかんにグキュ、グキュ…と小さな声で鳴き交わしていたので、初めて見る水鳥の群れ?と一瞬思ったのですが、ハシブトらしいカラスの群れでした。あのような声を聞いたのは初めてです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 


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