ついでのフィールドノート

2012年12月27日(木)13:00前後
有栖川宮記念公園

 

 寒いけれど良く晴れた日。またセンダイムシクイが現れました。こんな季節にとは思うものの、ウグイスより緑色の強い体色、黒く長い過眼線、肉色の脚、高木の枝をチョコチョコ動き回る動作と、どう見てもセンダイムシクイ。前回は日陰に一瞬現れただけだったので見間違いの恐れもあったのですが、今日は4メートルぐらいの高さの、日の当たるカエデの枝先に出て来てずっと動き回ってくれたので、しっかり観察できました。下尾筒が図鑑で見るほどには黄色くなかったのですが、季節によるものかも知れません。
 元気はいいので翼をケガしているとかには見えないのですが、なぜ東京にとどまったのでしょう。温暖化の影響?と考えたものの、ここ数日はだいぶ寒く、朝は私の家のベランダのメダカ池にも厚い氷が張っていて、暖かいところが好きな鳥なら移動してしまいそうな気候になっています。
 
 いろいろと小鳥が出現するので、25日(火)〜28日(金)と4日連続で通ってみました。28日は曇って寒く、鳥もあまりいなかったのですが、25日・26日・27日は3日ともヒガラキクイタダキが観察できるなど、だいぶ賑わっている感じです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 


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