ついでのフィールドノート

2012年12月24日(祝)12:30〜15:30
桶川耕地

 

 北風を避けて堤防の南側にうずくまり、猛禽を待つ。…翼が長く尖ったのがキジバトを蹴散らしつつ低空飛行で近づいて来たかと思うと、高く舞い上がった。チョウゲンボウかコチョウゲンボウか区別がつかない、と思ったのですが、何かデカい。ハヤブサでした。
 目の前で急降下、地面近くで反転して急上昇、そのまま帆翔に移る。ハヤブサが帆翔するのは初めて見ましたが、意外に翼が短く見え、オオタカの尾を短くしたような感じに見えます。強風下のせいか、羽ばたきも多く、ちょっと印象が違って見えます。
 そのまま高空を遠ざかって行ってしまいましたが、しばらくするとまた、超低空を飛んで現れました。またもキジバトやハシブト・ハシボソを左右に散らせながら、さかんに地面ギリギリを猛スピードで飛び回ります。今度は翼が思いきり長く尖って見えます。低空過ぎて、地面の草の陰になり、双眼鏡で追いにくい。お腹の模様からすると、成鳥と若鳥の間ぐらいの感じ。一度、急上昇してキジバトか何かを蹴飛ばし、羽毛が空中に飛び散ったのですが、それでも狩りの成功には至らなかったようでした。
 今年はハヤブサをたくさん見れてラッキーです。
 ほかには、ノスリがたくさん。タゲリ、アオサギ、ダイサギ、ヒバリ、スズメなど。帰りの荒川沿いで、ガビチョウの鳴き声。
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


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