ついでのフィールドノート

2012年4月28日(土)9:30〜14:00
福島県相馬市 

 GW初日、福島にボランティアに行く。と言っても今回はガレキ撤去といったものではなく、津波で荒れてしまった公園に桜の苗木を植える、というイベントに参加させてもらいました。
  相馬市の松川浦は、細長い半島に囲まれて内海と干潟が広がり、震災前までは、景勝地であると同時にワシカモメなど海鳥の観察地として有名だったようです。今回行ってみると、ガレキの類いはほぼ片付いていましたが、浜に面した広大な田んぼが泥地のままになっており、内海の海苔の養殖も、自分が見た範囲では再開できていないようでした。

強い日射しで、地面から水蒸気が立ちのぼる。
田んぼのままだったら、霧が出たようになるんだろうな。

 苗木は200〜300本ほどあったのですが、100人超のボランティアの手でどんどん植えられて、昼には作業が終わりました。

 
他の方と一緒に作業し、自分が植えたのは4本。
いつか春に見に来たい。

 

 公園はもともと運動公園なのですが、泥が30センチ積もったという体育館は床を取り替えてピカピカになり、外のミニゴルフ場も再開されて、この日もたくさんの方が利用されていました。まだまだ被害の痕が残るとは言え、気仙沼などに比べればだいぶ復旧しつつあるように思われました。
 鳥の方は、トビ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、セグロセキレイ、ヒバリ、ハシブトガラスなど。

 

 

 

 

 


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