ついでのフィールドノート

2011年1月4日(火)AM 10:30〜PM 12:30
花の丘農林公苑 

 

 快晴で風も無く、冬の散歩には最高の天気。
 林の中に入ると間もなく、カラ類の混群が頭上にやって来ました。ヤマガラ、エナガが多く、シジュウカラ、メジロ、コゲラ…おっと1羽キクイタダキが混じっています。この冬に見るのは初めて。シロハラ、アカゲラも現われ、いつもと違って日なたでゆっくり採餌してくれたので、スコープでじっくり鑑賞させてもらう。他に、ツグミ、ヒヨドリ、ハシブト、キジバト、アオジ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、 上空を滑空して行くオオタカ

 
越冬オオスズメバチは相変わらず4匹。

2011年1月4日(火)PM 13:30〜PM 15:30
桶川耕地 

 もう少し猛禽が見たくなり、荒川河川敷の方向へ移動。目的地の手前で、田んぼを見下ろす鉄塔にとまるノスリを発見。車道の真上の低い位置に止まって、しかも妙に胸の茶色と腹の白のコントラストがハッキリしていたので、最初はカラス除けのデコイか何かかと思ったのですが、本物でした。

真下に車を停め、窓からカメラだけ出してパチリ。
バリアングルモニタ付きカメラを選んで良かった。

あまり関係ないですが、このノスリに気づいて
少し先で道路脇に停まろうとした際、路上に
タヌキが死んでいて驚きました。
目や鼻にツヤがあり、たった今死んだような
キレイな死体でした。

 

 広大な耕作地に着いて車を停めると、ジョウビタキ♂、ホオジロ、ハシブト、シメ、カワウなどが通過して行きます。枯れた草原(といっても人の背丈ぐらいある堅い茎の草ばかりですが)を歩き出すと、カワラヒワ、アトリ、ベニマシコ、カシラダカ、シジュウカラ、コゲラ、エナガなどが次々と現われ、やはりなぜか陽当たりの良い草のてっぺんにしばらく留まってくれるものが多く、ゆっくり眺めさせてもらいました。
 期待したオオタカやチョウゲンボウ、チュウヒなどは現われませんでしたが、小鳥の羽毛のきれいさを楽しんだ午後となりました。
 

アトリの♀、写真は逆光になってしまいましたが、
白い腹に胸から脇腹へ薄い茶色がかかり、
黒い翼には白と茶のラインが入って、
あらためて見とれてしまった。

 

 


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