遅い時間でしたが、ツミのいるあたりに行ってみました。
街路樹の葉の茂みのあたりはもう薄暗くて、ツミが見つけられる状況ではありません。ふと足元を見ると歩道の真ん中に毛玉のようなものが落ちている…
オナガのヒナの死体でした。全身を羽毛で覆われていますが、翼と尾羽根はほとんど生えておらず、大きさもスズメぐらい。まだ巣の中にいたであろうヒナです。頭蓋骨が割れていて、中身を食べられてしまったようでした。
巣の中のヒナをツミが襲うということは無さそうなので(根拠無しのイメージですが)、カラスに襲われてしまったのでしょうか。それにしては食べた部分が少ないようにも思えますが。路面には血痕などはなく、巣から落ちたのではなさそうです。
とその時、頭上から小さな「プーイ」という声。ツミがいるようです。
林の中などなら放置しておくところですが、さすがにこの場所でそのままにしておくと自転車に踏まれたりしそうなので、オナガの死体を道ばたの植え込みの陰に移そうと手に取りました。…生暖かい。つい今し方、頭上の街路樹で何かが起きたのでしょう。