ついでのフィールドノート

2010年5月27日(日)AM 8:00〜9:00 
甲府市愛宕山 

 

 出張先で近くを散歩。駅のすぐそばに緑に包まれた手ごろな高さの山があったので登ってみました。見た感じ、100mぐらいの高低差はありそうだ、と思ったのですが後で調べたら甲府駅が標高274m、愛宕山山頂428mだそうで、150mぐらい。
 道が分からず、ブドウ畑や住宅地を抜けながらだいぶ遠回りして歩いていくと、イワツバメ、ツバメ、ホオジロ、シジュウカラ、ムクドリなどがたくさん。空にはトビ。最後にガビチョウメジロの鳴く広葉樹のきれいな林を抜けると山頂に着きました。山頂は子ども向けの公園や科学館があり、もちろん展望台も。
 景色を見ていると、アマツバメが現われました。甲府盆地と南側の山々、青い空をバックに飛ぶアマツバメ。登ってみてよかった。続いて、輪をかいて帆翔する大きな鳥がいたのでタカかと思ったのですが、アオサギでした。あんな高いところを悠々と飛ぶ姿は初めて見ました。
 

科学館の天文台にはスズメの巣がたくさん。

 山頂に案内版があったので帰りは急坂の近道をとりましたが、雑木林の中でなんとイノシシに出会いました。20mぐらい距離をとっている限り、逃げずに道ばたで餌をとったりしているので、割合に人間に慣れているようです。そもそも夜行性だと思うので、昔はどこかで飼われていたとかかも知れません。

体が小さく、若いように思われましたが、生きている
イノシシなんてほとんど見たことがないのでよく分からない。

帰りの甲府駅では、SLが試運転中。

 

 


HOMEへ