ついでのフィールドノート

2010年1月10日(日)PM12:00〜15:30
元荒川(岩槻区北部工業団地〜蓮田市なかよし橋) 

 岩槻の工場地区に用事があったのですが、そのすぐ脇が広い耕地だったので、午後いっぱい歩いてみました。
 元荒川に沿って歩くと、すぐに周りに人家が無くなり、はるかに続く広い耕地と、あちこちに高木と薮のかたまりのある、猛禽の出そうな環境に。空も快晴で気持ちがいい。

 夕方までに、オオタカが3回、ノスリが2回出現。特にオオタカはドバトの群れに突っかけた後に顔の模様が見えるくらいの高さで僕の真上を飛ぶなど、楽しませてくれました。
 川ではカワセミが目の前でホバリング。通常は岸辺の低い位置を移動して行くとことが多いですが、この時は30メートルほどの川幅の真ん中あたりで、水面から5メートルくらいの高さでホバリングを繰り返していました。ちょうど堤防上の僕の目の高さだったこともあり、ぶら下げた赤い足も含めてじっくり見ることができました。しかしその高さからのダイビングはしませんでした。
 他には、冬の河原でよく見る面々、つまり耕地の地面にはカワラヒワ、スズメ、ツグミ、タヒバリ、ヒバリ、樹上にメジロ、シメ、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、カシラダカ、ハシブト、ハシボソ、キジバト、薮にモズ、アオジ、ホオジロ、水辺にハクセキレイ、セグロセキレイ、イソシギ、イカルチドリ、カルガモ、コガモ。
 それから帰り際にヒドリガモの小群を見たのですが、顔の模様がコガモ風なのが混じっている。帰ってから調べたところ、アメリカヒドリとのハイブリッド(混血)だそうです。

 


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