ついでのフィールドノート

2009年11月28日(土)PM14:00〜16:00
大久保農耕地

 家族で近くに行く用事があり、空いた時間に広い田んぼに行ってみる。この場所にはだいぶ前に何度か来て、コチョウゲンボウなどを見たことがあるのですが、もう何年前か思い出せません(このHPに書いてないので、2001年以前?)。しかし風景は全く変わっていませんでした。
 歩き出すと同時に日が陰ってしまい、鳥も少ない。しかしそのうちタカが出るのではと思い、とりあえず歩く。南側の堤防を越えて林の多いエリアに初めて行ってみて、やっとオオタカ若鳥出現。しかし次に一瞬見えたのは、真っ黒な体に真っ白な腰の謎の大きな鳥。部分白化したカラス?と思いつつ飛び去った方に行ってみると…
 堤防の上で鷹狩りをしている人がいました。腕に戻って来るのは先ほどの黒っぽいタカ。近寄ってお話を聞くと、アメリカの種でハリスホーク(モモアカノスリ)というそうです。ノスリと名前はついていますが、さほど分類上は近くもないそうで、見た目も顔や体格がスマートで精悍な印象。赤みの強い濃い茶色のタカでした。趣味で鷹狩りをしている人がいることは知っていましたが、実際に見るのは初めてです。「バードウォッチングの邪魔をしないよう、平日に時々やっていますが、オオタカやハヤブサに時々攻撃されますよ…」とのことでした。
 帰り際にはチュウヒが出現。しかも頭上の低いところで旋回を始め、時間切れで帰らなければならなくなるまでじっくり見れました。チュウヒを見るのも久しぶりだったし、猛禽をたっぷり見れた1日になりました。
 他には、キジ、ジョウビタキ、モズ、カシラダカ、カワラヒワ、ウグイス、アオサギ、ヒバリ、ツグミ、ムク、ヒヨ、ハクセキレイ、ハシブト、カワウ。飛び去るタシギ(たぶん)の群れ。

 

 

 

 

 

 


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