ついでのフィールドノート

2008年8月13日(水)PM
氷川参道

 今日も参道にある図書館とだんご屋に行き、揚げまんじゅうを食いながらアオバズクを見上げる。するとヒナが1羽いるだけでした。先客の方によると午前中には5羽いた、とのことなので、他の家族は近くにいるのかも知れません。
 周りの地面を探すと、羽根が1枚、それにやはりたくさんのペリットが落ちています。

ヒヨドリの巣立ちヒナ
胸か腹あたりの羽根?
ヒヨドリの巣立ちヒナ
ペリットは、大きさはどれも同じくらい

 ペリットの中身の昆虫の残骸は、全部同じ種類ではないかと思うほど似ていて、茶色っぽいコガネムシのようです。頭がいくつか出て来たので、種類の推定ができるかも知れません。周りにはアブラゼミの羽根が何枚か落ちていましたが、ペリットからはセミらしいものは出て来ませんでした。また、草の実のような丸いものも大量に入っていて、本当にアオバズクのものかも含め、まだ謎です。

ヒヨドリの巣立ちヒナ
食われてしまった皆さんの頭部。幅7ミリぐらい。よく似ているが、少なくとも左のは別の種類と分かります。右2つは、この辺にもよくいるコフキコガネに似ている。
ヒヨドリの巣立ちヒナ
脚。右のは、センチコガネというのに似ているような気がする。
ヒヨドリの巣立ちヒナ
草の実のようなもの。
ヒヨドリの巣立ちヒナ
割ってみると、やはり何かの種子らしい。

 

 ところで、 今日は下の子供に見せるために三脚とフィールドスコープを持って行ったので長居になり、アオバズクを見に来た人や通りがかった人とたくさん話をしたのですが、中にこのホームページを知っている方がいて驚愕。HPを始めて8年目ですが、細々やっている過疎サイトなので、元からの知り合い以外では、読んで頂いた方に直接お会いしたのは初めてです(笑

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