ついでのフィールドノート |
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今週も雨だが、それでも実家のそばのツミの巣を見に行く。
巣のある木にはもういない…と思ったら、突き出た枝の先が柳の葉陰に入る辺りに、1羽いました。産毛もすっかり無くなっていて、先週とも全く雰囲気が違い、兄弟のうち大きい方か小さい方か、全く分かりません。先週と同じように、あまり動かずに枝の上でじっとしています。 |
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しかし、ちょっと目を離した隙に、音も無く姿を消しました。
そしてしばらく後、今度は公園の上空の高圧送電線の一番上の線に、1羽のツミがとまりました。そしてなぜか雨の中、翼と尾を開いて静止しました。飛び方が遅かったのと、行動がヘンだったので、この時は幼鳥かと思ったのですが、後で写真を見るとオス親のようです。 |
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高圧電線のツミにほとんど動きが無いので、周りを見ると、巣の近くのケヤキの枝に1羽いるのを見つけました。全体に羽根がボサボサした感じでずんぐりして見えたので、これも幼鳥と思って見ていたのですが、これは写真で見るとどうもメス親のようです。メス親については先々週と5月に、ヒナに餌を与えたりする様子をかなり長い時間見ていたのですが、その時の精悍な印象が強く、この鳥が同じ個体とはとても思えませんでした。こちらもしばらくすると、林の奥に飛んで行きました。 |
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高圧電線にとまっているオスは、そのまま羽づくろいを始めました。結局、14:23〜15:30過ぎまでと、1時間以上、とまっていたことになります。
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さらに、15:30ごろにもう1羽が、高圧電線の下から二番目にとまりました。こちらは後で写真を見るとメス親でした。しばらくは2羽が離れた位置でとまっていましたが、やはりちょっと目を離した間にオスだけ姿を消していました。メスは私が帰る時まで、ずっととまったままでした。 |
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この日は夜19:00ごろ実家を出て家に帰ったのですが、帰り際に懐中電灯を持ってツミの巣を覗いてみました。予想通り、巣にも巣のある松にもツミの親子の姿は無く、もう巣には戻っていないようでした。
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