ついでのフィールドノート

2008年6月15日(日)PM
横浜市緑区

 実家のそばのツミの巣を見に行く。前回から40日ほど経ったので、順調ならヒナが見られるはずです。
 着いてみると親は姿がなく、ヒナも見えませんでしたが、しばらくするとヒナが白い頭を持ち上げるのが見えました。意外と数は少なく、2羽のようです。
白い頭にグレーの顔。鼻先が黄色っぽい
 背伸びをしたりして結構動き回るのですが、風があって時折巣が大きく揺れるので、巣の中でコロリとひっくり返ったりしています。やがてメスが帰って来て、餌を与え始めました。
獲物は見えませんでしたが、赤い肉片は何度も見えました。
手先、尾、肩先に生え初めの黒い羽根が見える

 

 食事の最後の方には、親が自分で餌を食べる場面も数回ありました。そのあと、ヒナは巣に入って見えなくなり、メスが巣に座りました。揺れる巣の中でメスはちょっと目をつぶったりして眠そうにも見えました。がしばらくすると近くからオスの鋭い声がして、メスは目を見開くと、オスの声のした方へ飛び去りました。何か外敵が現われたのでしょうか。

巣のふちに立って、羽ばたく
 3時間あまりずっと見ていましたが、餌を運んで来たのはあともう1回だけ。しかし量は充分に見えましたし、この2羽は元気に育っているようでした。

近くでは他の鳥も繁殖中。左はキジバト、右はオナガの巣
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