ついでのフィールドノート

2008年3月23日(日)14:00〜17:30
桶川耕地

 今日も晴天無風でお出かけ日和。花の丘に行こうかとも思いましたが、もっと広いところに行きたくなり、そういう時は桶川に限る。
 午後なので鳥の気配はあまり無い。川の水がだいぶ引いていたので、初めて水際まで降りて歩いてみると、突然足元からハト大の赤茶色の鳥が飛び、無言のまま低く飛んで竹薮の中に入って行きました。一瞬でしたが、おそらくヤマシギでしょう。
 草地に戻ってツグミ、シメ、アオジなどを見ていると、ベニマシコの群れが近くにやって来ました。

 
 

殺風景な草地に、ブキミな木々。春になるといい
景色なのですが、この時期はまだ寒々しい。

 

 林の中に入っても鳥の気配は少ないですが、いきなり朗らかな大声でさえずり始めた鳥が。このイカルが躁病になったような声は、昨年夏に聞いたガビチョウの声。聞いていると2羽で鳴きあうような感じになって来たので、縄張り争いか、または(2羽の鳴き方が違ったので)求愛行動が見られるかと思い、薮を越えて音源に近寄ってみましたが、結局姿は見つけられず、そのうち鳴き止んでしまいました。
 タカが飛ぶかと時々上空を見ていたところ、珍しくトビが1羽飛んで来ました。これにオオタカかノスリが怒って攻撃するのではと見ていたのですが、カラスも何も寄って来ることなく、トビは悠々と南へ去って行きました。
 だいぶ歩いて、結局夕方になってから少し鳥の動きが活発になり、オオタカ、アカゲラなどの姿を見る。

 他には 、ハクセキレイハシボソガラスホオジロをたくさん。ヒバリ、シジュウカラ、コゲラ、ハシブト、オナガ、キジバト、ドバト、スズメ、ヒヨドリ、ウグイス、モズ、カルガモ、カイツブリ。

 

 

 

 
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