ついでのフィールドノート

2008年1月24日(木)13:10〜13:50
有栖川宮記念公園(東京都港区)

 風の冷たい寒い日だったのですが、久しぶりの快晴がもったいなかったので、昼休みに外に出て見ました。
 有栖川公園は、六本木側から見ると広尾駅のすぐ手前にある、樹木の多い公園です。歩き始めてすぐ、小さな鳥が2〜3羽、針葉樹の梢をうろうろしているのに気付きました。シジュウカラメジロほど活発でなく、何よりもかなり体が小さい。近くに来たコゲラが大きく見えます。肉眼では確信が持てなかったのですが、撮った写真を後で拡大してみると、独特な尾の形からキクイタダキと確認できました。自分としては初めて見る鳥です。
 図鑑に描いてある通りに針葉樹の梢で停空飛翔をしていたのと、ほとんど移動せずに狭い範囲を動き回っていたのが印象に残りました。

キクイタダキ
頭の黄色と赤のイメージが強いので、色彩の派手な鳥だと思っていたのですが、実際は全身褐色で地味ですね。尾の形が白く縁取られたように見えますが、これは写真を修正した等ではなく、他の写真もこのように写っていました。
次回は双眼鏡を持って行こう。

 

 

 実は1月の4日に自宅近くの大宮公園でかなり小さい小鳥を目撃しており、その時もキクイタダキか?と思ったものの、他の方のHPで「今年は秋ケ瀬公園にキクイタダキが来ている」というのを読んだばかりだったので「人は見たいと思うものを脳で見るのであろーか」などと考えていたのですが。有栖川公園よりも大宮公園の方がずっと広く、松などの大木も多いのでキクイタダキがいても不思議ではありません。この週末に行ってみるか…。

 昨年の冬はウソの当たり年で、私も自宅近くで声を聞きましたが、今年はキクイタダキなのでしょうか??

 ちなみに今日、他にいたのはヒヨドリ、ドバト、キジバト、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、ワカケホンセイインコ、ハシブトガラス、スズメ。

 

 

 

 

 
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