ついでのフィールドノート 2007年5月8日(火)14:30ごろ 六本木ヒルズ
昼休みに歩いていると、歩道の脇の街路樹の、よく茂った葉の中からハシブトガラスが出て来て、近くの電柱にとまりました。木の方に近寄ってみると、やはりヒナのものらしい小さな声が聞こえてきます。 巣が見えないかと木の葉を透かして見上げていると、近くにいた親が緊張し始めました。鳴きながら目の前の木の枝まで移動して来たので、ほどほどにしようと背中を向けて歩き始めると、耳もとでバサっと羽音がして、背後から頭上を飛び越えられました。蹴られはしませんでしたが。 この様子に周りにいた人の方が驚いてしまい、カラスに向かって威嚇を始める人も…。ちょっと余計なことをしてカラスを悪者にしてしまったようです。 近所に住んでいるらしい子供連れの方もいたので、カラスの子供がいるので近付くと危ないですよ、とだけ話しておきました。 ちなみに連休前にいたハクセキレイのつがいは不在でした。