ついでのフィールドノート

2007年4月29日(日)PM
横浜市上永谷

 墓参りに、横浜市内の環状2号を車で走っていると、上永谷駅の少し手前で見慣れない鳥が2羽、路肩でアスファルトの地面を突ついています。ムクドリにそっくりですが、顔も黒く、飛ぶと翼角に白い三角形がハッキリと出ます。あとで図鑑で見たところ、ハッカチョウという台湾などが原産の帰化鳥でした。
 ちなみに環状2号というのは、比較的最近出来た、片道2〜3車線の交通量の多い幹線道路で、沿道は大きなマンションや店鋪などが続いています。ハッカチョウはその通りの車道に降りて、信号待ちで停まった車のすぐ脇を歩いていました。車の多い通りの車道部分に降りて歩いているというのは、ハシブトガラスがたまにやっていますが、スズメやムクドリ、ドバトではあまり見ないように思います。神経の太い鳥なのかも知れません。

木や草から落ちたものを拾っていると言うより、アスファルトにめり込んだものを剥がして食べていたようです。悪食系?

 

 帰りにも、同じ環状2号の別の場所で、信号の支柱にとまり、更に中央分離帯に沿って飛んで行くところを見ました。
 …今ネットで検索してみたら、上永谷近辺では80年代から繁殖しているそうです。しかもこの横浜市南部のグループは徐々に数が増えているようですが、その割には関東の別の場所にはいないですよね。不思議なものです。
 
 他には、高層マンションの近くを飛ぶイワツバメを車内から目撃。これも上永谷駅の近くでした。

 

 

 

 

 

 

 
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