ついでのフィールドノート

2006年10月15日(日)16:00〜17:30
高麗川(坂戸市)

 用事があり、坂戸市(東武越生線川角駅)にある城西大学へ。
 用事を済ませてから、すぐ脇を流れている川(高麗川)へ下りてみました。橋を渡りながら水面を覗くと、透明度の高いきれいな水で、魚が泳いでいるのもよく見えます。
 川には一見カルガモが浮いているだけのようですが、しばらく眺めていると、コチドリが数羽、それにカワセミが現われました。さらに双眼鏡でよく見ると、対岸につがいらしいオシドリも。
 川沿いに歩いて行くと、モズがあちこちにたくさん、ハシボソガラス、ヒヨドリ、シジュウカラ、カワウ、アオサギ、セグロセキレイ、ムクドリ、ホオジロなど河原の常連。それに耳慣れないさえずりが聞こえたのでモズの鳴きまねかなと思ったのですが、そうではなく、帰化鳥らしい目に白いリングのあるモズより少し大きい鳥が、つがいで地面近くを移動して行きました。(帰ってから調べて、ガビチョウと判明。ガビチョウは子供の頃に見た事があるのですが、なぜか黒い鳥として記憶されています??)
 


高麗川は、日高市のあたりの山が源流。
坂戸市(平地)まで来てもきれいなのに驚きました。

 

 川沿いを歩いて元の駅(川角駅)に戻るつもりだったのですが、田舎の川にはそうそう橋などかかっていない。いくら歩いても対岸に戻れず、結局方向転換して、ひと駅先の西大家駅まで歩いてしまいました。「諦めて戻る or とにかく歩いて次の橋まで行く or 全く方向転換して隣の駅まで行く」この判断をするのに、ケイタイのナビ機能を初めて使いました。ケイタイ&GPSってスゴイね。
 昼間の用事で疲れていたのに、結果的に3kmぐらいのウォーキングをしてしまいました。この間、オナガの声を聞き、ムクドリのねぐら入りを目撃。

 

西大家駅前の小さな神社ではちょうどお祭りをやっていました。森戸の獅子舞というそうです。駅のローカルな風情(コンビニなど無く、線路も単線)とあわせ、田舎っぽい、よい雰囲気でした。
しかしケイタイのカメラで撮ったので、何をやってるのかよく分からん写真に。どこかへ出かける時は、やはりデジカメを持って行くべきと後悔。

 

 

 

 
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