ついでのフィールドノート

2006年4月22日(土)PM
大宮公園

 公園の池の周りに集まっているカラス(ハシブトハシボソ)が突然みな飛び上がって騒ぎだしたので、猛禽が現われたかと見回したのですが、どうもそうではないようです。水面を見ると何かが浮いており、双眼鏡で確かめたところ1羽のカラスの死体でした。死体はピクリとも動かず血が流れるでもなく、今死んだばかりとも思えなかったのですが、周りのカラスのうち何羽かは死体に向かって降下してまた舞い上がったりしていて、その死体がカラスのパニックを引き起こしたのは確かでした。カルガモまでが興奮気味にグワァグワァと叫び続けています。見ていなかったのでよく分からないのですが、1羽のカラスが何かの理由で突然死んで水に落ちたか、もしくは池に死体が投げ込まれたかと思われました。

 他には、池に1羽だけホシハジロのオスが残っていました。見た目、弱っている様子はありませんでしたが、羽根を傷めるなどして飛べなくなっているのかも知れません。


 

 

 

 

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