ついでのフィールドノート

2005年3月21日(月)10:00〜11:00
明治神宮

 午後から代々木で仕事だったので、早めに家を出て寄り道。
 が、天気が良かったこともあり、既に参拝客が多く、鳥の気配無し。やはりもっと早い時間に来ればよかったか。眠いから無理だけど。
 境内にある御苑(有料)に入るとさすがに静かでしたが、鳥の方も静か。即座に鳥を探すという意識を捨て(いつもだけど)、そこらにいる鳥を眺めるモードに。前回来た時に、ヤマガラなどの警戒心が薄く、間近に見られることに気付いていたので…。
 アオジ
ヤマガラが2メートル先をうろうろするのを眺めていると、シジュウカラが1羽、目の前1メートルもないところで餌を探し始めました。スズメ・カラス・ドバト以外でこの距離まで寄れることは少ないので、じっくり背中の黄緑などを鑑賞しました…が、何かおかしい。このシジュウカラ、私の目の前でちょこまか動くものの、移動して行きません。それだけでなく、私の足下に降りて砂利道を跳ね歩いてみたり、挙げ句の果てには私の肩先をかすめて飛んでみたり…。どうやら、餌をおねだりしているようです。
  おそらくこの手でいつも餌をもらっているのでしょう。が、売店なども無い神宮の中ですし、有料の御園内なので人はほとんど通らない。つまり、「餌になるものを偶然持っている人が通る」可能性はかなり低いはず。ということは、この御園内でいつも鳥に餌をあげている人がいるのではないでしょうか。
 野生動物に餌をやらないのは生き物好きとしてのお約束なので、私は放っておきましたが。
 他は、コゲラ、ハシブト、キジバト、など。


   
  ケチな客とは気付かず、無駄にパフォーマンス。  
HOMEへ