ついでのフィールドノート

2004年11月28日
川島町

 車で通りかかると、広い田んぼの上で、チョウゲンボウが停空飛翔をしていました。やや強い風が吹いており、その風に逆らうように、わたしの頭のすぐ上、2階建て家屋の屋根ほどの高さで、ずっと留まって飛んでいました。空は快晴だったので、双眼鏡で見ると白い尾羽根が透けて、とてもきれいでした。
 時々流されるようにさーっと場所を変えて、また停空飛翔したりしています。途中、さっと地面に降りて何か小さな獲物を捕まえ、これを近くにあった大木の頂き近くにとまって食べたりもしました。
 少し尾が短く、体が全体にかなり白っぽく、背中も赤茶色には全く見えず灰色に見え、腰がさらに白く見える等、普段見るチョウゲンボウとはだいぶ印象が違って見えましたが、図鑑等で調べてもコチョウゲンボウ等他の種類でもないようです。白っぽい若鳥、といったところでしょうか。
 空には他に、アオサギが数羽。

 
 
 
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