ついでのフィールドノート

2004年11月3日
花の丘公苑

 カワセミが2羽、さかんに飛び回っていました。池の水面上を中心に周りの林の中まで、「ピルルルルル、ピルルルル」と鳴きながら、常に前後に2羽並んで飛んでいます。あまりにぎやかなので、縄張り争いかと思ったのですが、ときどきは2羽並んで止まったり、向かい合ってクチバシをくっつけ合ったりしているので、つがいのようです。これがカワセミの求愛ディスプレイなのでしょう。何となく、モズと同様に冬場は単独なのかと思っていたのですが、この時期からつがい形成するんでしょうか?
 他には、冬鳥のシメ、ジョウビタキ♀、アオジ。ここでは初めて見るヤマガラは、群れで林の中。他にはいつものシジュウカラ、ホオジロ、メジロ、モズ、コゲラ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワウ、カルガモ、ハシブトガラス。ハシボソガラスは鉄塔の上で、なぜか交尾。

 
人工的な匂いのする池ですが、水は澄んでいて、コイの稚魚が大量に泳いでいる。カワセミにはいい環境かも。
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