ついでのフィールドノート

2004年6月5日 PM
大宮公園

 長男と、氷川神社裏にある大きな公園へ。
 ここには前の週に幼稚園の遠足で来たのですが、その時にトカゲ(カナヘビ)捕りが楽しかったようで、先週末に続いてまた連れて来られてしまいました。
 前回ヤモリを捕まえた大木の幹の割れ目を、棒でまさぐってみると、同じ個体らしいヤモリをゲット。図に乗ってあちこちの木の割れ目などを棒で突ついていたのですが、ある木のウロを突ついてみたところ、しばらくして出て来たのはヤモリではなくシジュウカラの若鳥でした。どうやら巣穴に棒を突っ込んでしまったようです。シジュウカラは近くの枝にとまって、さかんに鳴き立てていて、いかにもビックリしたような様子です。

   
こんな子供が大騒ぎしている広場の脇、しかも手が届くところに巣(ねぐら?)があるとは思わなかった。すまぬ。

 少し離れて見ていると、しばらくしてから巣穴に戻ろうとする様子でしたが、巣穴の入り口にとまったり、すぐ脇の枝にとまったりして、なかなか中に入りません。どうやら、今年生まれたばかりのシジュウカラ君には、目の前の人間が棒を突っ込んで来たとは想像できないらしく、「細長い謎の侵入者」がまだ巣穴の中にいるのではないかと警戒しているようでした。
 他に公園内で見たのはハシブト、ハシボソ、ドバト、ツバメ、イワツバメ、コアジサシなど。

 

   
こちらヤモリくん。 カナヘビくん。
ともに後で逃がしました。
 
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