ついでのフィールドノート

2004年1月1日 AM8:00〜10:00
新治市民の森(横浜市)

元日の朝、実家近くの市民の森へ。
初めて訪れる場所ですが、市内でも特に大きな緑地で、昔ながらの谷戸・雑木林がそのまま残っている場所です。

入ってすぐの駐車場わきで、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、それにマヒワの群れが次々に通過して行きました。この駐車場辺りが一番高台になっていて、見通しも陽当たりもよく、広葉樹林と杉林との境目にもなっている…ので,1時間ばかり居座ってみました。
するとまんまと,オオタカの若鳥が目の前を横切っていくのを見ることができました。例によってハシブトガラスに追われているところではあったのですが、元旦でタカを見たかったので、満足です。

林の中の道を下って谷戸まで来ると、畑やその向こうの雑木林などに、カケス、ジョウビタキ、ハクセキレイ、キセキレイ、アオジ、カシラダカなどがたくさんいて、じっくりと観察できました。

 その他には、コジュケイ、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、おそらくルリビタキと思われる声、それに藪の中から「ヅッ」という大きな声の地鳴きが何度か聞こえてきましたが、これは何の鳥だか分かりませんでした。

元旦の朝ということもあってかほとんど人に出会わず、丹沢の麓あたりの村に来たような、静かな場所でした。

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