ついでのフィールドノート

2003年6月22日(昼前ごろ)
某所

 通りすがりに、双眼鏡で大木を見上げている人たちを見かけたので、「鳥ですか?」と声をかけてみたところ、意外にも、ツミを観察されているところでした。さほど高くない横枝でオスがじっととまっていました。その方達も昨日か今日見つけたばかりのようで、「巣をかけてるのかな?」などと嬉しそうに話されていました。私自身も間近に見るのは初めてだったので、幸運でした。噂に聞く「市街地に住むツミ」が、埼玉にもいたわけですね。


2003年6月22日(PM15:20)
平成ひろば(大宮駅近く、氷川神社参道)

 子供を公園で遊ばせていたら、上空にチョウゲンボウが現われました。15階建てマンションと同じくらいの高さを、北の方から氷川神社の参道に沿うように飛んで来て、そのまま南へ去って行きました。先日近所で見かけたのと、飛んで行く高さ・方向は一緒でした。


2003年6月22日(夕方)
某所

 暗くなる前にもう一度ツミを見に行きました。
 しばらく待つとキッキッキッ…という声がして、今度はメスが枝にとまりました。足には葉のついた木の枝をつかんでいます。おそらく巣材でしょう。この枝から葉をむしるような動作をしばらく続けていたので、巣作り(補修?)にちょうどいいように加工していたようです。

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