ついでのフィールドノート

2002年8月27日(10:00〜11:30)
花の丘公苑

 着いてすぐに、池の上をカワセミが飛んで行きましたが、あとはやはりハシブト・ハシボソ兄弟がたまに鳴くくらい。
 (以下、鳥に直接関係無し)
 隣の雑木林(西新井)にカブトムシを捕りに行ったところ、えらい目に遭いました。突然シャツの中(右腕と右肩)に刺すような痛みがあり、虫に刺されたと思ってとっさにその辺りを手で払うと、今度は右の脇腹に同じような痛みが。しかも肩・腕・脇腹に何回も強い痛みが!何かの虫がたくさんシャツの中に入り込んだと思い、シャツをめくって裏側を見てみましたが、虫の姿はありません。にも関わらずチクリ、チクリと細い針で深く刺されるように何度も刺され…。木の上から何かが降って来たか?と少し明るい場所まで走ってから、もう一度シャツの中をよく調べましたが、やはり何も無い。直前に近くにスズメバチがいたこともあり、何か相当ヤバいものに襲われているのではと、焦りました。
 少し落ち着くと 、痛いのは実は3ケ所だけで、腕・肩・脇腹の各1ケ所ずつが繰り返し強く痛んでいることに気づきました。また、腰のベルトあたりに、黒く小さな昆虫の体の一部らしいものを発見。
 帰ってからルーペで調べると、どうやら「オオハリアリ」というアリのお尻の部分のようです。子供の頃から昆虫採集や登山・キャンプなど、野外で遊ぶことは多かったのですが、アリに刺されるというのは初めてでした。強烈な痛み、しかも針が残っている様子もないのに断続的に痛みが来るのにも驚きました。毒の種類がそういう作用を起こすのでしょうか??(結局、この日の夜中まで時々チクリと痛みました。ただし腫れはほとんど無し。)

オオハリアリの尻(腹部)。
後ろにあるのは定規、1目盛りは1ミリ。
こちらは永遠のライバル、ヒトスジシマカ。こいつらがたくさんいたので、シャツをめくるのはイヤだった。
 
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