ついでのフィールドノート 2002年8月14日(PM) ぶた公園(横浜市緑区)
実家のそばの小さな公園に子供や親と一緒に行きました。 ここはゴールデンウィークにも来たのですが、その時は藤棚の上でキジバトが巣作りの最中でした。今日見てみると、その時の巣は当然ながら空っぽでしたが、すぐそばに別の巣が出来ていてキジバトが座っていました。近くにいた小学生の子供達によると、卵が一つあるそうです。ただ、1時間以上藤棚のすぐ下にいたのですが、雄が餌を運んで来たりはしませんでした。たぶんこの親にとってこのシーズン何度目かの抱卵なのでしょう。図鑑などにある通り、キジバトは繁殖期間が長いですね。 よく晴れた暑い日でしたが、空にいきなりチョウゲンボウが舞い上がりました。強い風に抗いながら、東の方へ流れて行きました。真夏に実家のそばでチョウゲンボウを見るのは初めてでした。 他にはオナガ、ヒヨドリ、それに無数のアブラゼミ、数匹のミンミンゼミ。
西側の眺めがいい公園です。 うっすら見えているのは丹沢の大山。 冬なら富士山も見えます。
2002年8月17日(PM) ぶた公園(横浜市緑区)
先日のキジバトの巣を見ると親鳥ごと不在。地面を見ると割れた卵が…。卵は殻の先端が割られて、中身の痕跡はありませんでした。人間の子供ならとりあえず卵を持って帰るだろうし、カラスが食べてしまったのでしょうか。