ついでのフィールドノート

2002年7月3日(PM4:20〜4:50)
三橋総合公園(ウェットランド)

 イワツバメの巣を覗くと、「乗せた巣」のつがいにもヒナが育っていました。前回(6/19)から2週間しか経っていないのですが、もうだいぶ大きくなっています。が、口が黄色くて大きく、頭にフサフサした産毛の固まりが二つついていて、違う生き物みたいです。
 親鳥が何度も餌を運んで来ますが、うち1羽の右の翼に白斑が混じっています。前回撮った写真とつけ合わせると、たぶんこの白斑のあるのがメスではないかと思われます、まあ推測ですが。
 今回はビデオで撮影したので、以上のような事も実は家に帰ってから確認した事です。普通のカメラだと、肉眼で見た事をいかに写真に保存するか、という感じですが、ビデオでスロー再生すると肉眼では分からなかった事が見えて来たりして面白いですね。

 
  Mac用
(.mov形式)
Windows用
(.wmv形式)
右の翼に白い斑が2つあります
(実際には小さい白点がもっとある)。
7秒
(108k)
7秒
(140k)
白い斑点のない、普通の羽色の方の個体。
他の成鳥がやってきて、追い払っている??
7秒
(112k)
7秒
(144k)
※特にWindowsの方は、音がだいぶ悪くなってしまいました。

 

 他の巣のほとんどには前回大きなヒナがいたのですが、こちらは既に巣立った後のようです。うまくタイミングが合わないと、巣立ちビナは見られそうにありません。
 他にはたくさんのツバメの若鳥。時々橋の下に入り込んでイワツバメに追い払われていました。橋の下は餌の昆虫が多いのかも知れません。天気はどんよりと曇っていましたが、イワツバメ、ツバメ、トンボが多数飛ぶ空はなかなかいい眺めです。
 コアジサシはいつもは単独かつがいなのですが、今日はよそ者が来たのか、2羽で激しく追いかけあっています。バンは親子で。きれいな足の親鳥とクチバシの赤い小さなヒナ。
  駐車場を出る時に上空を飛ぶチョウゲンボウを見ましたが、うーん、カッコウだったかも知れません。

2002年7月3日(PM6:00ごろ)
JR大宮駅(大栄橋)

 上空に イワツバメ2羽。この場所では前にも見かけたので、新幹線の高架下あたりに巣があるのかも知れません。

 
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