ついでのフィールドノート

2002年6月19日(AM3:50〜6:30)
花の丘公苑

 やっと薄明るくなった位の早い時刻に着くと、既にハシブトガラスの出勤が始まっていました。彼らの飛ぶスピードが速いのにびっくり、カラスってこんなに速く飛ぶのか!羽ばたきも速いので、デカいコウモリのように見えます。朝はみんな忙しいのね。
 空には(夜行性の)カルガモゴイサギ、やがて小鳥も鳴き始めました。ホオジロが一番乗り、続いてメジロ、カッコウ、シジュウカラ、コジュケイの順で鳴き始め、だいぶ遅れてカワラヒワキジバト
 何で朝っぱらからこんなことをしているかというと、前回(6/9)来た際に「ピョウ、ピョウ、ピョウ」という声を3回ほど聞いたのですが、どうもこれがアオゲラらしいのですね。 なので今日も雑木林(西新井)を一回りしたのですが、残念ながら声も聞こえず。
 前回から10日しか経っておらず、しかも今日は梅雨入り後久々の快晴なのですが、前回よりも鳥・昆虫とも数が少なく感じました。

 

 

ついでのフィールドノート

2002年6月19日(PM4:00〜4:50)
三橋総合公園

 イワツバメの様子を見に行きました。
 それぞれの巣にヒナがいて、しかもすっかり大きくなっています。いつの間にか、前に来てから3週間が過ぎていることに気がつきました。

     
 
     
それぞれの巣にだいたい2羽ずついるようです。   時々親が戻って来て餌を与える。
 
前回見つけた、変な場所に巣を作っていた親鳥ですが、今のところ無事に進んでいるようです。
     
 
     
結局こんなんできました。この巣はまだヒナはいないようです。親鳥が1羽で中にいる時間が長かったので、おそらく卵を温めているか、内装の仕上げをしているところでしょう。見えているのはお尻とシッポ。   この巣の隣にも、出来かけの巣が乗っていました(右側)。ということは、このように「床に乗せる」ように巣を作るのはそれほど珍しくないのかな?ただしこの右側のは、巣作りをやめてしまったらしく、放置されていました。

 

鳥の羽毛?をくわえて戻って来た親鳥。たぶん、中に敷くのでしょう。

 ところでこの巣に対しては、家主のつがい以外のイワツバメが時々寄って来て、これを家主が追っ払う(?)様子が何度か見られました。もしかすると、出来たての巣を他の成鳥が奪うことがあるのかも知れません。
 他にいたのは、カイツブリ、コアジサシ、オオヨシキリなど。

 
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