ついでのフィールドノート

2002年6月1日(14:00〜16:47)
新潟県新発田市

 お葬式に出席のため、新潟市の東側の新発田市へ。会葬後、市内を散歩しました。いかにも越後平野!という感じの真ッ平な土地、ところどころで赤松の大木が青空に突き立っています。
 お城(新発田城)まで歩いて、西公園でポッポ焼き3本100円を食べて帰ろうとすると、頭上から小声だけれどきれいな声が聞こえて来ました。見上げると、人家のテレビアンテナでコムクドリがさえずっていました。コムクドリは埼玉だと春秋の旅鳥ですが、そう言えばどこで繁殖するのか知らなかったなあ。他にイワツバメ。それにツバメ、カワラヒワが市内にたくさん。駅前商店街でオオヨシキリの声が聞こえるのもいとおかし。
 帰りの新発田駅で特急を待っていると、ホームの屋根の下にハクセキレイが無言でやって来て、しばらくすると天井部分の鉄骨が筒状になったところに入って行きました。鉄骨のあわせ目から枯れ草が垂れ下がっていて、巣があるようです。その後出てこなかったので、卵が既にあるのでしょう。2/3番線ホームの階段寄りの方の自動販売機の真上です。ぜひ見て下さい。誰に言っているのか(笑)。
 車窓からは広大な田んぼにシラサギやカラスがいる風景が続きましたが、キジが佇んでいるのも2回見られました。

 
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